これからSDGs対応を考えている企業に向けて。
ラジオやテレビなどで、「SDGs」という言葉をよく見聞きするようになりました。
それに合わせたかのように(合わせているわけですが)、企業の商品やサービスでも「SDGs」を謳うものがいろいろと出てきています。「SDGs」とつければ、流行りそうな勢いです。
以前あったような「ロハス」「エコ」にも似たムーブメントと感じます。ただ、過去のそのようなブームと違うのは、「SDGs」は国連が定めたもので、オフィシャル感があります。
Q.これから「SDGs」の波に乗るには、どうすればいいのでしょうか?
A) 国連に支援金を払う
B) どこかに寄付する
C) とりあえずSDGsマークをつけてみる
答えは・・・・
SDGsには、17個の目標と、それに内包する169のターゲット(具体的な達成後の姿)が掲げられています。
自社の事業や商品、あるいは(もし実施していれば)CSR活動が、どのターゲットに関連しているかを、調べてみましょう。
CSR活動を行っていない会社でも、事業や商品がSDGsに関連していたりします。
残念ながら、SDGsとの関連性がない場合でしたら、新規の事業や、NPO/NGOへのサポートなどで、SDGsに関連するようなことを始めてみましょう。
SDGsとの関連があれば、そのことを対外的に謳うことができます。(本当は、関連性があるだけでなく、2030年までに、自社はその項目をどのような状態にまでにするのかという目標設定も重要です。)
また、よく目にする、独特のSDGsマークがあります。
SDGsマーク自体は、自由に使用することができます。ただし、事業収益につながるような商品等につける際には、国連での所定の認可が必要となっています(以前はなかったのですが。。。)CSRレポート等の報告書的な冊子には、許可なく利用することができます。
まずは、「自社がSDGsにかかわっている」ということを社内外に表し、社員の意識や関心を得て、取り組み始めてみることが大切だと思います。
以前、このブログでもSDGsに関する内容を取り上げたことがあります。各目標の内容については、そちらもご参考ください。
過去記事
- SDGsとは何か
- SDGs 目標1:貧困をなくそう
- SDGs 目標2:飢餓をゼロに
- SDGs 目標3:すべての人に健康と福祉を
- SDGs 目標4:質の高い教育をみんなに
- SDGs 目標5:ジェンダーの平等を実現しよう
- SDGs 目標6:安全な水とトイレを世界中に
- SDGs 目標7:エネルギーをみんなに そしてクリーンに
- SDGs 目標8:働きがいも 経済成長も
- SDGs 目標9:産業と技術革新の基盤をつくろう
- SDGs 目標10:人や国の不平等をなくそう
- SDGs 目標11:住み続けられる まちづくりを
- SDGs 目標12:つくる責任 つかう責任
- SDGs 目標13:気候変動に具体的な対策を
- SDGs 目標14:海の豊かさを守ろう
- SDGs 目標15:陸の豊かさも守ろう
- SDGs 目標16:平和と公正をすべての人
- SDGs 目標17:パートナーシップで目標を達成しよう