ESG対応はどうすればよい?
*下の内容は、1年ほどの前の内容となりますので、その後の状況変化等で、内容に相違があることがありますので、ご注意ください。
(東証1部上場・製造業)
現在、当社は、ESGに関して、明確な活動や情報発信をしていないが、このままでいいのか?
機関投資家側での、ESGを投資評価に組み入れる状況を見ますと、
企業のエネルギー効率、
つまり「どれだけ少ないエネルギーで売上あるいは利益を創出できているか」
という指標が重要になるような気運です。
エネルギー効率のよい企業が、
環境変動リスクの少ない企業というロジックです。
必ず開示すべき項目ということにはならないと思いますが、
エネルギー効率がわかるような内容を開示すると、
ESG投資を謳う機関投資家を取り入れることが可能になるかと思います。
当社が、どのぐらいのエネルギーを使用しているのか、
把握しているわけではありませんが、
感覚的に、
同規模の時価総額・利益額の企業群と比較すると、
エネルギー効率はよい方と思われます。
もし、開示するとしたら、
こまかい明細を出すわけではなく、
説明会資料等に
「使用エネルギー」というのを追加することで対応できます。
また、「使用エネルギー」を算出するには、
年度別の使用量(費用金額ではなく量)を把握する必要があります。
- 電気
- ガス
- 水道
また社用車もありますので、
可能ならば、
- ガソリン
が最低限把握しておきたい内容です。
上記の使用量がわかれば、
エネルギー値を算出することができます。