WeWrokの業績を見てみたら、大変なことになっていました。

久しぶりに業績をチェックしたら、アメリカWeWorkの凋落が止まりません。
赤字続きの業績
アメリカのYahoo!ファイナンスを見ると、こんな感じになっています。
税引前の当期純利益
- 2019年12月 -3,729,250 千ドル
- 2020年12月 -3,814,351 千ドル
- 2021年12月 -4,628,131 千ドル
- 2022年12月 -2,289,000 千ドル
赤字が続いています。
メインの事業がレンタルオフィスなので、コロナ禍でオフィス需要が急減した影響を、モロに受けた感じです。
現金及び現金同等物の期末残高
- 2019年12月 2,200,688 千ドル
- 2020年12月 854,153 千ドル
- 2021年12月 934,999 千ドル
- 2022年12月 299,000 千ドル
そして、手持ちキャッシュも減り続けています。
赤字が続けば、当然そうなります。
株主資本
- 2019年12月 -4,696,897 千ドル
- 2020年12月 -7,673,785 千ドル
- 2021年12月 -1,882,067 千ドル
- 2022年12月 -3,670,000 千ドル
株主資本がマイナス。つまり債務超過の状態。
かなりの重症だと思います。
時価総額が1/100に!
2021年10月のIPO時に一株13ドルだった株価は、
2023年8月現在0.1ドル。
IPO時の時価総額は約90億ドル(当時の為替レートで約1兆円)、
現在の時価総額は約9千万ドルです
単純計算で1/100になりました。

株価チャートが、典型的な大下落パターン。
ここから業績回復して、株価上昇ということも狙えなくもないか。。。
一体、このままどうなるのでしょうか。
もっとも、WeWorkの利用者でも、WeWorkの株主でもないので、影響はほとんどないのですが。
実際のWeWrokをネタにした映画「WeCrashed」。久しぶりに見てみようかなぁ。