会社の発展に効果のある神社について調べてみました。
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新年が明け、役社員で初詣という会社も多いかと思います。
経営者としては、商売にご利益のある神社でお参りして、社業にいい影響をいただきたいものです。しかし、神社によって祀る神様が違いますので、参拝は、どの神社でもいいわけではありません。
今回は「商売にご利益のある神社(東京編)」をいくつか調べてみました。
神田神社(東京都千代田区)
1月4日の仕事始めの日には、長蛇の参拝者の列となるほど、会社としての参拝で人気のある神社です。
江戸時代には、
江戸城の表鬼門除けに鎮座する江戸総鎮守
という役割もあり、江戸一帯を守っていた神社でもあります。
神田神社の主祭神
- 大己貴命(おおなむちのみこと)
国造りの神、農業神、商業神、医療神。「大黒天」として信仰されています。 - 少彦名命(すくなひこなのみこと)
豊かな知恵を人々に授けられた福の神。恵比寿様の別名。 - 平将門命(たいらのまさかどのみこと)
平安時代の武士、平将門。江戸の守り神、関東を平定した勝負の神。
神田神社をお参りするときの注意
神田明神を崇敬する者は成田山新勝寺を参拝してはいけない
成田山新勝寺は、平将門征伐の際に祈願をした場所で、平将門にとって災いのあるお寺となっています。
鷲神社(おおとりじんじゃ、東京都台東区)
酉(とり)の市での「幸運を掻き込む」熊手の販売の様子が、テレビなどでも紹介される神社です。
なお、「とり」の由来は、日本武尊(やまとたけるのみこと)が白鳥に化けたという、白鳥伝説に由来するそうです。
鷲神社の主祭神
- 天日鷲命(あめのひわしのかみ)
お酉様として知られ、豊漁、商工業繁栄、開運、開拓、殖産の守護神 - 日本武尊(やまとたけるのみこと)
ヤマトタケルが白鳥に化けたことにより「大鳥神社(鷲神社)」として祀られる。
穴八幡神社(東京都新宿区)
この穴八幡神社は、元来「蟲封じ(むしふうじ)」の祈祷が目的の神社です。
「蟲封じ」とは、子供が夜泣きをしたり、なかなか寝付けないということがないように祈祷することです。
乳児の異常行動を指していう俗称「疳の虫(かんのむし)」。特に夜泣き、かんしゃく、ひきつけなどを指す。疳とは漢方医学で脾疳(ひかん)のことで乳児の腹部膨満や異常食欲などをいったが、日本では乳児の異常行動は疳の虫によって起きていると信じられ、民間の呪医(まじない師)によって虫切り、虫封じ、疳封じなどの施術が行われた。
明治時代には、皇太子(大正天皇)の蟲封じのための祈祷もこの穴八幡宮でされたそうです。
また、穴八幡神社は、金銀融通にご利益がある神社で有名で、「一陽来復(いちようらいふく)」のお守りが、金銀融通にご利益があるということです。
この「一陽来復」のお守りは、冬至の日から節分の日までの期間限定で授かることができます。
「一陽来復」の由来は、「一年で一番昼間の時間が短い"冬至の日"を境に、日が一日一日と長くなっていくこと」を、古代中国の書「易経」で「一陽来復」と記されていたことによるもので、「陰が極まって陽が生ずる」という意味もあるそうです。
穴八幡神社の主祭神
- 誉田別尊(ほんだわけのみこと)
応神天皇。文武の神さまで、国家鎮護、殖産興業、勝運招来。「八幡さま」として親しまれている。 - 足仲彦天皇(たらしなかつひこのすめらみこと)
仲哀天皇。応神天皇の父で、日本武尊の子。 - 息長帯比賣命(おきながたらしひめのみこと)
神功皇后。応神天皇の母で、仲哀天皇の妻。
参考)神社参拝時の作法
- はじめに、鳥居をくぐる際には、軽く一礼
- 参道を進むときは参道の中央を進んではいけない。中央は神様の通る道。
- 手水舎で、手と口を清める
- 鐘があれば鳴らす
- お賽銭を賽銭箱へ
- 二拝二拍手一拝
- 帰る際も、参道の中央を歩いてはいけない
- 鳥居を出るときは、神殿に向かって、軽く一礼
私は佐賀にいるころ、自宅から一町ほど離れた八坂神社に出かけては、いつも考えに耽っていた。
by 江崎 利一(江崎グリコ創業者)