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「Nintendo Switch(ニンテンドースイッチ)」争奪戦のその後

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品薄状態が続いている「Nintendo Switch」、ようやく任天堂が対策をとり始めました。

 

「Nintendo Switch(ニンテンドースイッチ)」争奪戦のその後
任天堂のオンライン販売サイト「MY Nintendo Store」に
アクセスが集中すると現れる「ニンゴジラ」

 

 

品薄状態が続いている「Nintendo Switch」

2017年3月に発売された「Nintendo Switch」。

発表時はあまり評価は高くなかったものの、発売してみたら、意外と人気がでて、お店では品薄状態となり、買いにくい状態が続いています。

このブログ内へのアクセスも、「Nintendo Switch」キーワードでの流入が多く、関心が高い状況を実感しています。

2017年7月頃の情報では、ヨドバシカメラ秋葉原店に「Nintendo Switch」を買い求めて、3,000名もの列ができたとか。ちなみに、そのときの「Nintendo Switch」の販売数は250台。かなりの倍率です。

「Nintendo Switch」を手にいれるために、確実性・時間や手間を考えると、定価に+α払ってでもいいから、転売屋から買ってしまおう、という流れになる人も頷けます。

 

 

 

転売屋が「Nintendo Switch」争奪戦をエスカレート

「Nintendo Switch」が品薄状態を悪化させているのが「転売屋」の存在です。

「Nintendo Switch」が品薄で、高く転売できる環境となり、転売屋がそれを狙い、「Nintendo Switch」を買い求めることで、余計に品薄になる、という悪循環が生まれています。

 販売店側では、同一者の複数購入を断っていますが、現在の「Nintendo Switch」の販売方法では、完全には防げていません。

 

 

「Nintendo Switch」購入詐欺も発生

「早く手に入れたい」という、購入希望者の心情を利用して、最近ではTwitterやフリマサイトなどで「Nintendo Switch」購入トラブルが相次いでいるということも報道されています。

たとえば、「Nintendo Switch」を電子金券で購入できる旨で購入希望者を募り、希望者が手続きして、金券を送金したところ、一向に「Nintendo Switch」が届かない、という内容です。

 

 

「Nintendo Switch」現在の普及状況:国内100万台突破

最近、発表された情報によると、

任天堂が3月3日発売したゲーム機「Nintendo Switch」の6月25日までの国内累計販売台数は101万6473台で、100万台を突破したと発表した。

 発売から約4カ月(17週)での100万台突破は、現行の他の据え置き型ゲームを上回るペースという。

 直近ですと、「Nintendo Switch」の国内販売台数が120万台を突破したとのことです。

 

 

「スプラトゥーン2」のイカ祭りが始まり、さらに入手困難に

2017年7月には、「スプラトゥーン2」というゲームが、任天堂から発売されました。

「スプラトゥーン」とは、ペンキを塗りあう、シューティング・ゲームの一種です。

前作では、販売不振だったWii Uを救った、後発ソフトタイトルでありながら、マリオやゼルダといった永年のタイトルに匹敵するゲームとなっています。

「スプラトゥーン2」は、そのゲームの2作目です。、

 「スプラトゥーン2」の初週販売本数は67万本でした(なお、初代「スプラトゥーン」の初週販売本数は15万本)。

「Nintendo Switch」の販売台数が120万台なので、半数以上が購入したことになります。まさにキラータイトルです。

 2017年秋には、任天堂の人気キャラ「マリオ」シリーズのゲームも、「Nintendo Switch」に登場するので、「Nintendo Switch」需要は、さらに続きそうです。

 

 

iPhoneの出荷と対照的な「Nintendo Switch」

今回の「Nintendo Switch」の品薄状況を見ていると、思い出すのが初期の「iPhone」。

現在のiPhoneは、新製品が発売されても、すぐに手に入りますが、iPhoneの3や4ぐらいが出始めた頃は、商品を予約しても、手に入るのに1-2ヶ月ぐらい要していたように思います。それでも、1-2ヶ月待てば確実に手にはいる、という確実性はありました。

iPhoneの場合、Appleとケータイ会社間での契約で、ユーザーに品物を渡せば、毎月の収入が確実に増えるビジネスモデルを構築していました。なので、早く出荷するインセンティブがApple内に働き、素早い増産体制の構築につながったのだと思います。

それと、転売屋というのが、「iPhone」の場合は少なかったようにも思います。携帯回線とセットで販売される「iPhone」の場合、簡単に転売できなかったのも幸いだったのかもしれません。

 

 

 任天堂の転売屋への反撃:「予約販売」に変更

2017年8月から、任天堂のオンライン通販サイト「My Nintendo Store」で、「Nintendo Switch」は予約販売方式に変更となりました。

任天堂の公式通販サイト「マイニンテンドーストア」で8月22日から、ゲーム機「Nintendo Switch」の予約受付が始まる。

「1日の予約受付可能台数には限りがある」としているが、22日以降も継続して予約を受け付ける。

予約分は10月以降に届ける予定で、8月22日注文分は10月1日に届ける。

予約受付期間中は、マイニンテンドーストアでのSwitchの通常販売は行わない。

通常の販売方式から、注文しても商品の受取は1ヶ月も先という予約販売方式は、今回の「転売屋」対策とも言えます。

 

 「Nintendo Switch(ニンテンドースイッチ)」争奪戦が収束に向かうことを願うばかりです。

 



ゲームの売れ行きは、我々のお客様への提案が魅力的だったかどうかが問題。
by 岩田 聡(元・任天堂社長)



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